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市報松江 2020年1月号

中期財政見通しを策定しました

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島根県松江市 クリエイティブ・コモンズ

市が将来にわたって必要なサービスを提供するためには、健全で持続可能な財政運営が必要不可欠です。市では、国の税制改正や景気、人口動態による市税の変動などを踏まえ、毎年度、中期(当該年度から5カ年)の財政見通しを作成・公表しています。(2019年10月策定)

■ポイント
今後の歳入減少(主に地方交付税の減少)や大規模事業(新庁舎建設事業等)に対応しています。
現行制度、事業計画を基に、財政健全化を行わず2023年度までの推計を行うと、2020~2022年度は収支が赤字となり、赤字を補てんするために財政調整基金や減債基金の取り崩しが必要です。財政調整基金や減債基金は災害や突発的な財源不足などに備えるための市の貯金で、50億円程度の維持が必要と考えています。
《持続可能な財政運営のために健全化策が必要!》

■財政運営にあたって4つの目標を設定し、財政健全化に努めます
(1)健全化指標の改善
(目標…2023年度 実質公債費比率10%、将来負担比率75%)

(2)地方債残高をおおむね1,000億円に縮減
(目標…2026年度)

(3)建設事業費の確保
(目標…歳出規模の10%程度)

(4)財政調整基金・減債基金総額の維持
(目標…2023年度におおむね50億円)

■目標を実現するために実施する健全化策
1.公共施設適正化の推進
施設の維持、改修、更新などにかかる費用の縮減のため、「公共施設適正化計画」を着実に推進します。

2.業務の効率化の推進
民間への業務委託を進めるほか、スマート自治体への転換による業務の効率化を図る観点から、AI、RPAの活用を検討し、人件費を含む経常経費の削減を図ります。

3.職員数の適正管理
2020年度から「会計年度任用職員制度」が始まるため、正規・非正規職員両方の適正化に向けた定員管理計画に基づき、職員数の適正化に取り組みます。

4.歳出の抑制
「不断の行財政改革」により、事務事業などの廃止・縮減を実施します。

5.自主財源の確保および有利な財源活用
・使用料・手数料の見直し
・滞納対策の強化
・公有財産の売却
・国県補助金や有利な起債の活用

6.地方債残高の縮減および公債費の抑制
歳出抑制によって生み出した財源で繰上償還を実施します。

■健全化策を実施した後の財政推計
1.歳入歳出の推移・基金残高
歳出を抑制することにより、健全で持続可能な財政運営を行うことができます。

2.地方債残高の縮減および公債費の抑制
2018~2023年度において…公債費を25億円縮減します。地方債残高を76億円縮減します。
2019~2023年度において…繰上償還を12億円実施します。

3.健全化指標の改善
2018年度と2023年度を比べると
・実質公債費比率は3.8ポイント改善し、10.1%
・将来負担比率は16.1ポイント改善し、74.7%

4.建設事業費の確保
安心・安全なまちづくりのため、建設事業費を確保します。
2019~2023年度 事業費平均 108億円/年(歳出規模の約11.1%)

詳しくは、市のホームページで公開しています。
『松江市 中期財政見通し』で検索

問合せ:財政課
【電話】55-5182

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