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市報松江 2019年7月号

シリーズ景観68

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島根県松江市 クリエイティブ・コモンズ

市は「住むひとが誇りと愛着を感じ、訪ねるひとの心に残る松江の景観づくり」を推進しています。
『みんなで残したい松江の景観400選集』から景観審議会が特にお薦めする景観
大芦(おわし)No.74
沖泊(おきどまり)No.92
《赤瓦の集落》

「紺碧(こんぺき)の海を背景に、赤瓦の民家が山際に立ち並んでいる景観を一望できます」と推薦いただきました。
島根県の地場産業である石州瓦のうち、現在に継承される石州赤瓦は、江戸時代後期、石見焼の丸物師(作陶技術者)たちの手によって作られたのがルーツとされています。
石州赤瓦は、石見地方の都野津(つのづ)層の良質の粘土に、出雲地方で産出される来待石を砕いた釉薬(ゆうやく)を使用し、1,300度という高温で焼くため、凍害と塩害に強く、丈夫で割れにくいのが特徴です。
来待釉(ゆう)は、高温になるにつれて赤く発色するため、登り窯で焼かれていた赤瓦(古来待)は色むらがあり、味わいがあります。
現在は、量産化に対応するため来待釉を使用せず、近代的なトンネル窯で焼いた赤瓦(新赤瓦)や古来待の色合いを復活させた赤瓦(新来待)などが一般的に使われています。
北前船によって日本海沿岸に広まった赤瓦は山の緑や海の青に映え、昔ながらの生活の佇(たたず)まいを感じさせる山陰地方の代表的な景観となっています。

「みんなで残したい松江の景観400選集」は、市ホームページでご覧いただけます。
『松江の景観400選』で検索

問合せ:まちづくり文化財課
【電話】55-5387

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