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自治体の皆さまへ

だれもが住みよいまちに~こころのバリアフリーを広げましょう~

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島根県松江市 クリエイティブ・コモンズ

高齢化が進み、障がい者が増える中で、だれもが住みよいまちの実現に向けて、さらなる理解や知識を深めることが必要です。また、東京オリンピック・パラリンピックを来年に控え、共生社会の実現に日本全国でますます関心が高まっています。
市では、「障がいのある人もない人も共に住みよいまちづくり条例」を制定しています。障がいのある人もない人も、住む人も訪れる人も、安心に暮らせる「住みよい共生社会の実現」を目指し、障がいのある人に対する理解を広げ、差別の解消に向けて取り組むことを定めています。
社会のありようによって、障がい者が感じる困難さは軽減されます。「障がい」は、障がい者本人にあるのではなく、社会にあるという意識を持つことが大切です。
障がい者が感じる物理的・制度的・心理的な障壁をなくしていくことで、誰もが暮らしやすい社会になっていくものと思います。みんなで障壁のない社会を作っていきましょう。

■障がいの内容と配慮や注意の例
◇肢体不自由の人は
障がいの部位や程度はさまざまで、歩行の状態や介助方法などは一人一人違います。
-配慮や注意の例-
・本人が望む方法で対応する。
・一般のトイレを使える人が多目的トイレを使わない。
※このほかにも聴覚障がい、精神障がいや内部障がいなどがあり、それぞれに適した配慮が必要です。

◇視覚障がいの人は
不慣れな場所や初めての場所はもちろん、日常的に利用・使用している場所でも、普段と様子が変わっていると戸惑うことがあります。また、「あれ」「これ」などと説明されても分かりにくいです。
-配慮や注意の例-
・書類を渡すだけでなく、読み上げて内容を伝える。
・点字ブロックの上に物を置かない。

◇知的障がいの人は
複雑な話や抽象的な概念は理解しづらいです。人に尋ねたり、自分の意見を言うのが苦手な人もいます。また、同じ行動や言葉を繰り返す人もいます。時には周囲の状況の変化に対応できず、パニックを起こすこともあります。
-配慮や注意の例-
・ゆっくりと話しかける。
・言葉だけでなく、絵や写真で伝える。
・パニックを起こしたら、落ち着ける場所へ誘導する。

■障がいのある人の声
◇渡部栄子さん(白杖利用)
白い杖で松江のまちを歩いていると、声をかけていただくなど、さりげなく配慮をしていただき、この場を借りて感謝を申し上げます。手伝いをお願いすることは少なかったり、後になって気付いたりすることは多いですが、気持ちは嬉しく思っています。

◇山本真徳さん(電動車いす利用)
私がまちに出かけた時に、移動に苦労していると見て見ぬふりをされたり、断っていても手伝おうとされたり、逆に手伝いを頼むと嫌な顔をされた経験があります。とはいえ、実際に私たちを見かけると、どう接していいか分からずお困りになるかもしれません。声をかけていただくととても嬉しいです。大丈夫な時にはお断りすることもあります。まずは私たちの声を聞いてください。

■ヘルプマークを知っていますか?
ヘルプマークは、内部障がいや難病の人、妊娠初期の人など、援助や配慮を必要としていることが外見からは分かりにくい人が身につけることで、周囲に援助や配慮が必要であることを知らせるためのマークです。
~ヘルプマークを着けている人を見かけたら~
1.公共交通機関では、席をお譲りください。
2.駅や商業施設などで、声をかけるなどの配慮をお願いします。
3.マーク片面に記載された内容に従って配慮・支援をお願いします。
4.災害時は、安全に避難するための支援をお願いします。

■松江市での、障がいのある人もない人も共に住みよいまちづくりに向けた取り組みをご紹介します。
(1)障がい者差別、合理的配慮(※)の不提供に関する相談や申し立ての受付・対応
※合理的配慮…障がいのある人から配慮を求められた場合に、労力的、金銭的に過度な負担とならない範囲内で、状況に応じて、必要な配慮を行うこと。
~よくある事例(日ごろの相談から)~
・障がい者用駐車場を健常者が利用している。⇒本当に必要な人が利用することができません。
・盲導犬同伴の入店を拒否された。⇒補助犬法により、盲導犬の入店を拒否することはできません。
・自治会の清掃活動を強制された。⇒障がいや高齢、けがなどの事情により、活動が難しい人もいます。

(2)構築物のバリアフリーの推進
・公共的施設の整備の際には、誰でも利用しやすい施設となるよう、障がい者団体からの助言を受けることができます。

(3)障がい理解・差別解消、合理的配慮、および相互理解の促進
・講演会、シンポジウムなどの開催
・優れた合理的配慮などの取り組みを行っている団体等に対する表彰の実施
・出前講座(障がい理解や手話など)の開催
・「こころのバリアフリーハンドブック」の作成

だれもが住みよいまちにするために、ささいなことでもいいです、私たち一人一人ができることから始めましょう。

問合せ:障がい者福祉課
【電話】55-5304

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒104-0061 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館ビル5階

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