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市報松江 2018年3月号

シリーズ景観60

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島根県松江市 クリエイティブ・コモンズ

市は「住むひとが誇りと愛着を感じ、訪ねるひとの心に残る松江の景観づくり」を推進しています。

『みんなで残したい松江の景観400選集』から景観審議会が特にお薦めする景観 No.319
《熊野大社》

「意宇六社(おうろくしゃ)のひとつ熊野大社は荘厳な佇(たたず)まいです。例祭になると多くの氏子が集まり、地域の人に親しまれているのがわかります」と推薦いただきました。
古来より出雲国一の宮として知られる熊野大社は、松江市の中心部から南に約15km、車で約30分の山間の地にあります。神社の前には清らかな意宇川(いうがわ)が流れており、そこに架かる朱塗りの八雲橋を渡ると、やがて境内の全景が見えてきます。
熊野大社の歴史は古く、出雲国風土記(733年)にも「熊野大神の社座す」とあります。当時は、熊野山(現在の天狗山)にありましたが、中世のころに麓(ふもと)の現在の場所に遷りました。そして、明治の神社制度改正で「熊野神社」となり、昭和戊午(つちのえうま)遷宮(1978年)で「熊野大社」の名称が復活するとともに、本殿、境内が一新されました。
毎年10月15日に行われる「鑽火祭(さんかさい)」では、出雲大社の宮司が11月23日の「古伝新嘗祭(こでんしんじょうさい)」に使用する火を起こすため、発火の神器を受け取りにこちらを訪れます。このほかにも行われるいくつもの祭礼は、水と農業をつかさどる神様として多くの人々の信仰に支えられ、地域の生活に根付いた後世に継承すべき情景景観です。

「みんなで残したい松江の景観400選集」は、市ホームページでご覧いただけます。
『松江の景観400選』で検索
問合せ:まちづくり文化財課【電話】55-5387

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